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Grow up!! Artist Project 2011 岩渕貞太
サポートアーティストの岩渕貞太さんと選考にあたった運営委員が集まり、この一年間の活動を振り返る、公開報告会を開催しました。第1部では岩渕さんが記録画像や映像をみせながら、音楽家・大谷能生さんと共に取り組んだ作品「雑木林」のクリエーションと公演、音をテーマにしたワークショップなど、一年間の活動を報告しました。第2部では取り組みの成果や、アーティストサポートの在り方について、岩渕さん、「岩渕貞太 身体地図」の米原さんと細川さん、事務局、運営委員でディスカッションを行いました。 Grow up!! Artist Project 2011はこれで一区切りとなりますが、岩渕さんは次なる目標にむけて、ソロの新作に取り組んでいます。「雑木林」に続き、音楽家の大谷能生さんとの共同作業。タイトルは「living」。岩渕さんと大谷さんの新たな展開にご期待ください。 最後になりますが、岩渕さん、米原さん、細川さん、一年間お疲れさまでした。[坂田]     ○ソロ・パフォーマンス w.大谷能生 『living』 詳細はこちら http://teita-iwabuchi.com/jp/living.html   ○報告会の配布物に載せた坂田のテキストを転載します。 岩渕貞太および「岩渕貞太 身体地図」のメンバーと共に過ごして来た1年間を振り返ってみて、以下2点記しておきたい。   1:まず私が注目したいのは、この一年間で岩渕の言葉が変化していったことだ。1月のインタビューでは、自身の今回の試みを「ダンスのための音楽でもなく音楽に合わせたダンスでもない作品」と表現していた。もちろん間違いではないのだろうが、かなり漠然とした説明が多かったように思う。しかし、大谷氏との稽古や公演「雑木林」に取り組む中で、音楽とダンスの理想的な関係が明確になってくると、岩渕はそれを「周囲の音を聴く」ことだと、表現するようになっていった。まず「聴く」。そして、そこで生まれてくる身体の表現があると。もちろん未だ抽象的な表現だが、以前と違うのは、それが自身の行為に関する言葉になったことだ。そのことで表現の方向性が明確になり、作品中でいかに「音を聴く(聴いている)身体」を作るかに稽古のポイントが絞られて行った。WSでも、表現を解説する視点が明確になったように思う。ただし、大谷氏の音楽観の強い影響を受けているのは事実で、今後の作品でそれがどう展開されるのか、注目したい。   2:2点目は「岩渕貞太 身体地図」の存在について。岩渕は2009年の作品「細胞の音楽」より、制作の米原晶子、技術サポートや撮影、デザインを担当する細川浩伸らと「岩渕貞太 身体地図」というゆるやかな枠組みをつくり動き始めた。この一年間も「身体地図」として動き、私はその在り方に非常に興味を魅かれた。これはカンパニーでもなく、制作会社でもない。専門性を持った個人がそのスキルを生かしながら、ゆるやか且つフラットにつながり、対等な立場で対話しながらプログラムの企画、作品作りを進めていく。ダンサーや制作、技術者が協働する新たな枠組みとして非常に興味深い。7月のワークショップでは、米原の映画の知識を生かし、「映像表現と身体」という切り口から、岩渕の身体観をワークショップを通して伝える場をつくった。これは一例だが、「身体地図」は輪郭が曖昧だからこそ、内部/外部のコラボレーターの知識/経験が上手い具合に流れ込む、非常に良く出来たシステム、「場」になっている。この場を拠点に、岩渕の活動が様々な方向に拡張していく予感を持つ。
Grow up!! Artist Project 2011もいよいよ大詰め。報告会前では、今日が最終日。あとは公開報告会を残すのみとなりました。いつものようにひょっこり現れた岩渕さんが前回の稽古日に続いて、新作「Living」の稽古。そして「岩渕貞太 身体地図」の米原さん、細川さんが揃ったところで、公開報告会に向けて最後の打合せ。全体の進行についての確認しつつ、岩渕さんの報告の内容、第2部に予定している運営委員とのディスカッションの進め方について意見を交換しました。[坂田]
Grow up!! Artist Project 2011のサポート・アーティスト 岩渕貞太が、新作に取り組んでいます。9月の公演「雑木林」、10月のワークショップ「言葉と身体の思考」で共同作業を続けて来た音楽家の大谷能生さんと、再び作品づくりに取り組みます。新作のタイトルは「living」。来年の2月10日(金)-13日(月)。会場は横浜のST スポット。ご期待下さい。   今日はそのための稽古。一人、ビデオ撮影をしながら、新たな身体の動きを探って、止まって、考えて、また探ってを繰り返す3時間。[坂田]   ○ソロ・パフォーマンス w.大谷能生 『living』 http://teita-iwabuchi.com/jp/living.html
Grow up!! Artist Project 2011のサポートアーティスト 岩渕貞太さんの身体観をもとに、ゲストに大谷能生さんを招いてワークショップを開催しました。テーマは、公演「雑木林」で、岩渕さんが取り組んだ「音を聴く」身体。大谷さんのレクチャーをもとに、実際に音を聞き、体を動かしながら、身体と音の関わりを全員で考えました。[坂田]
Grow up!! Artist Project 2011では、サポートアーティストの岩渕貞太と音楽家・大谷能生氏によるリ・クリエーションが本格的に始まりました。2人で共同制作した前作『UNTITLED』のリ・クリエーションに取り組んでいます。   稽古終了後には、アサヒ・アートスクエア運営委員とのディスカッションも行われました。今回のリ・クリエーションが目指すものや現在の進捗状況について岩渕と運営委員が様々に意見交換を行いました。   稽古の成果は、公演「雑木林」[9/9-9/10]でご覧頂けます。 是非皆さん、ご来場ください。詳細はこちら。